【必ず体験して】注文住宅の宿泊体験とは?|事前準備ややるべきことを解説


SNSで間取りについてのいろんな投稿を見るけど、実際に使ったイメージがわかない…

自分たちに合った設備のグレードがわからない…
注文住宅を建てるときに迷ってしまうのが、間取りや設備ですよね。
1から考えることができるからこそ、選択肢がたくさんありすぎてどれが自分たちに合っているのか迷いがちです。
そんな人たちにおすすめなのが宿泊体験です!
間取りや設備、インテリアの雰囲気を実際に触れて体感することで、使い心地や住み心地をリアルに感じることができます。
- 宿泊体験とは?
- 宿泊体験のメリット
- 持ち物や準備物
- チェックするべきポイント
- 注文住宅を建てたいと考えている人
- 自分に合った設備やグレードがわからない人
- 間取りで悩んでいる人
注文住宅の宿泊体験とは?
注文住宅を建てる際に、間取りや設備の使い勝手を実際に確認できる方法のひとつが宿泊体験です。
住宅展示場やモデルハウスに実際に一泊し、そこでの生活を体験できるサービスのこと。
リビングやキッチン、寝室、お風呂など、家全体の使い勝手をチェックできるのはもちろんのこと、「どんな暮らしができるのか?」をシミュレーションできるのが大きな魅力。
例えば、
- キッチンの高さや作業スペースは使いやすいか?
- お風呂やトイレの快適さはどうか?
- 部屋の断熱や防音性はどうか?
などの、実際に使ってみないとわからない部分まで細かくチェックできます。

私も宿泊体験をして、迷っていた設備の決め手が見つかったよ!
なぜ注文住宅の宿泊体験が重要なの?
注文住宅は、一度建ててしまうと簡単に間取りを変えたり、設備を入れ替えたりすることはできません。
そのため、「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、宿泊体験を通じて本当に暮らしやすい家かどうかを確認することが重要になります。
- 昼と夜での家の雰囲気の違い
- 設備や動線の使い勝手
- リアルな生活シミュレーション
- 断熱性や防音性
昼と夜では、日差しの違いや周りの静けさなど、かなり雰囲気が変わってきます。
これは昼に行く展示場では体感できない部分です。
他にも設備を実際に使ってみることができたり、生活する上で動線がどのようになっているかを実際に想定しながら使用することで、かなり具体的にイメージできます。
断熱性や防音性も重要なポイントで、どこまで外に音が漏れているのか、部屋同士ではどこまで音が聞こえるのかなども確認することが可能です。

展示場では他のお客様もいることが多いので、防音性などはなかなか確認しづらいもの。宿泊体験ではそういった部分もしっかりとチェックできちゃいます!
宿泊体験の申し込み方法
宿泊体験を受け付けているハウスメーカーでは必ず事前予約が必要です。
希望する日程で確実に体験するためには、早めの申し込みが重要です。
- 住宅展示場やモデルハウスで直接予約する
住宅展示場に訪れた際に、担当者に宿泊体験の実施状況を確認し、その場で申し込み手続きをすることも可能 - 住宅会社の公式サイトから申し込む
公式サイトで宿泊体験の受付を実施しているので専用の予約フォームから、希望の日程や人数を入力して申し込む - 電話やメールで問い合わせる
宿泊体験を希望するモデルハウスに直接連絡し、空き状況を確認する

いきなり宿泊体験をするのではなく、いろんなハウスメーカーを見て、担当者さんと話をしてから宿泊体験をするのが良いです!
ハウスメーカーの特徴や得意としている部分、苦手な部分などがわかった上で体感すると、より自分たちに合ったハウスメーカーがわかってきます!
宿泊体験をするメリット
モデルハウスを見学するだけでは、「広さの感覚」や「動線の使いやすさ」まではイメージしづらいもの。
しかし、宿泊体験をすることで実際の生活シーンをシミュレーションできるため、より具体的な確認ができます。
- 自分に合った間取りのイメージができる
- 防音性や生活音の響きが確認できる
- 断熱性が体感できる
- 設備の使い勝手を体験できる
自分に合った間取りのイメージができる
モデルハウスや図面を見ても、「実際に暮らしたらどう感じるか?」を完全に想像するのは難しいもの。
しかし、一晩泊まることで生活動線や広さの感覚をリアルに体験できます。
- リビングやダイニングの広さは十分か?
- 家族の移動がスムーズにできるか?
- 収納の位置は実際の生活に合っているか?
実際に過ごしてみると、「ここに収納が欲しい」「もっと広いキッチンがいい」など、自分に合った間取りのイメージが具体的になります。

リビングの天井の高さや広く感じる間取りを体感できたよ!脱衣所の広さも確認できてよかった!
防音性や生活音の響きが確認できる
家を建てた後に、「思ったより足音が響く…」「外の音が気になる…」と後悔する人は少なくありません。
宿泊体験では、実際の生活音や外部の騒音をリアルに確認できます。
- 2階の足音や話し声はどれくらい響くか?
- 夜、外の騒音(車の音・電車の音など)が気にならないか?
- リビングの音が寝室にどのくらい届くか?
住んでから「静かに過ごしたいのに音が気になる…」という後悔を防ぐために、しっかりチェックしましょう!

私も旦那も在宅で打ち合わせが多い日もあるので、各部屋で音量MAXで音楽を流して、どこまで聞こえるか試したよ!
外に出て、どれだけ音が漏れているかも確認できた!
断熱性が体感できる
「冬に寒すぎる…」「夏にエアコンが効きにくい…」こうした断熱性能の問題は、住んでみないとわかりません。
宿泊体験をすれば、家の暖かさや涼しさをリアルに体感できます。
- 冬に暖房を切った状態でも寒すぎないか?
- 夏にエアコンをつけたとき、効きやすいか?
- 窓の結露や、家全体の空気の流れは快適か?
家族間で暑がり寒がりな人がいる場合は、お互いが気持ちよく過ごせるかをしっかりと確認しておくことが重要です!

ずっと迷ってた「床暖」か「全館空調」か。宿泊体験で実際に体験して私たちに合っているほうは全館空調だ!と決め手にできた!
設備の使い勝手を体験できる
「キッチンの高さが合わない…」「お風呂が狭くてくつろげない…」
こうした設備の使い勝手の問題も、実際に使ってみないとわかりません。
- キッチンの高さや収納の配置は使いやすいか?
- 浴槽の広さやシャワーの水圧は快適か?
- 照明の明るさや、夜の部屋の雰囲気はどうか?
「思っていたのと違った…」と後悔しないために、実際に設備を使ってみることが大切です。

照明の色のイメージは夜だとすごくわかりやすかった!あまり暖色系は好きではなかったけど、実際に使ってみると意外とリラックスできる雰囲気になっていることがわかってよかった!
宿泊体験の事前準備ややること
宿泊体験をより有意義なものにするためには、事前の準備がとても大切です。
普段の生活に近い状態を再現できるように持ち物を準備し、チェックリストを作成しておくととても便利です!
また、宿泊体験が終わった後は振り返りを行い、気づいたことを整理することで、今後の打ち合わせもスムーズに進めやすくなります。

基本的には1泊なので、確認できる時間が無限にあるわけではないです。貴重な機会だからこそ、しっかりと準備して宿泊体験に臨めるようにしよう!
宿泊体験に持っていくべきもの
宿泊体験を充実させるためには、普段の生活をできるだけ再現できるように準備することがポイントです。
普段使っているアイテムを持参し、「実際に住んだらどう感じるか?」をチェックしましょう。
- パジャマ、部屋着や洗面用具(歯ブラシ、タオル、シャンプーなど)
実際に生活するように過ごせるように、最低限の生活用品を準備! - いつも使っているスマホ・タブレット・充電器
充電のしやすさやコンセントの位置をチェックできる! - 食材や飲み物(必要なら)
キッチンを使って料理をしたい場合は、簡単な調理道具や食材を持っていくと◎ - メモできるもの、メジャーなど
感じたことや気になることをすぐメモできるように!メジャーは高さなどを測っておくと参考にしやすい!
他にも、在宅が多いなら普段の仕事環境を可能な限り再現してみたり、自分たちの荷物の大きさを測っておくのも重要です。
「意外と狭いな」と感じることや「思ったより声が響く」といった、マイナス部分は絶対に発生するので、できる限り普段の生活を再現する準備を忘れないようにしてくださいね!

荷物が多くなるかもしれないけど、頑張って持っていこう!
宿泊体験に向けて事前にチェックしておくこと
宿泊体験はただ泊まるだけではなく、しっかりと「目的」を持って体験することが重要です。
そのためには、事前にチェックするポイントを決めておくことが成功のカギになります。
- 体験したい時間帯(昼・夜・朝)を決める
昼の明るさや、夜の静けさ、朝の快適さをそれぞれチェック! - 家族全員が体験できる日程を調整する
家族全員で体験することで、それぞれの視点で意見が出せる! - 気になる点を事前にリストアップしておく
「キッチンの動線」「お風呂の広さ」「エアコンの効き具合」など、特に気になる部分をチェックできるように準備!
宿泊体験の前に「何を確認したいのか」を明確にしておくことで、効率よく、漏れなくチェックすることができます。

宿泊体験後にやるべきこと
宿泊体験が終わったら、そのままにせずしっかり振り返りを行い、今後の家づくりに活かすことが大切です。
「良かった点」「気になった点」を整理し、ハウスメーカーの担当者と相談しながら、間取りや設備の調整が必要かどうかを確認しましょう。
- 体験を振り返り、気に入った点・気になった点をまとめる
「ここは快適だった!」「もう少し収納が欲しい」など、家族で意見を出し合う! - 住宅会社の担当者に相談し、改善できるか確認する
「エアコンの効きが悪かった」「水回りの動線をもう少し工夫したい」など、設計変更が可能かチェック! - 宿泊体験の感想を踏まえて、家づくりの優先順位を整理する
「広さよりも収納を重視したい」「キッチンの配置をもう少し考えたい」など、家づくりの軸を固める!
せっかくの宿泊体験を無駄にしないためにも、宿泊体験中に感じたことのメモを見ながら、しっかりと振り返りを行い、家づくりに反映させましょう!
宿泊体験で注文住宅のリアルを体感しよう
宿泊体験をすることで、注文住宅のメリット・デメリットをリアルに感じることができます。
「後悔しない家づくり」を実現するためにも、ぜひ宿泊体験を活用しましょう!

実際に見て、体感することでしかわからない部分がたくさんある!
自分たちに合った注文住宅を建てるためにも、絶対に宿泊体験をしてみてね!